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新潟 FC大阪にPK勝利 相手の5人目を止めたGKバウマン「読んだというより、感じた」

[ 2026年3月30日 04:00 ]

PK戦で、相手の5人目のシュートを止めるバウマン
Photo By スポニチ

 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」の第8節が29日に行われ、西A組のアルビレックス新潟は敵地でFC大阪と対戦し、両軍スコアレスで突入したPK戦の末に4―3で勝利した。GKバウマン(29)が相手の5人目を止めて何とか勝ち点2を手にした。まだまだ攻撃で課題が多く、順位は4位のまま。次節は4月4日で、ホームで金沢と対戦する。

 互いに1本ずつ外し、迎えた5人目。先行の落合が決め、止めれば決着がつく場面でバウマンの勘がさえた。左に跳んでシュートをはじき返す。PK勝利をもたらした守護神は「読んだというより、感じた。勝ち点が取れたのはうれしい」と大きく胸を張った。

 会場となった東大阪市花園ラグビー場は、前日にラグビーのリーグワンの試合が開催された。舞行龍は「穴がめちゃくちゃ多い。水をまいていないからボールも滑らないし、どう止まるかも読むのが難しかった」と振り返るなど、まさに“アウェー”だった。特に前半はボールを前に放り込んでくる相手のペースで進み、ピンチを迎えた。

 そこで立ちはだかったのもバウマンだ。前半10分の好セーブをはじめ、ゴールに鍵をかけた。2―3で敗れた前節の富山戦はセットプレーから3失点したが、チームで対策に取り組んできた成果が出て「多くのセットプレーがあったけど、ゼロで終えられたのは前向きなポイント」とうなずく。

 ただ、J3のFC大阪に90分勝利の勝ち点3を奪えなかった。船越優蔵監督は「今は違うフェーズに来ている」と言い、粘り強い守備や前を狙うという大枠を落とし込む段階から、ボールを保持してどう前進していくかなど、より具体的な戦術浸透に入っている。練習では好連係が増えてきたものの、この日は決定機が少なく、シュートも4本。指揮官は「押し込んだ中でどう崩すかは課題。そこにトライしている」と語る。

 今季初出場の早川は粘り強い守備が浸透してきた手応えを感じた上で「守備が安定してくると、練習で今度はFW陣がその中でも点を取ろうとしてくる。相乗効果でチームをいいものにしていきたい」と誓う。90分で勝ち切るため、攻撃力の向上が当面の課題だ。(西巻 賢介)

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