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鹿島 中田氏らOB集結しジーコイズム継承 鬼の勝負師から学んだ「勝つことの意味」

[ 2025年12月7日 04:29 ]

明治安田J1最終節   鹿島2ー1横浜M ( 2025年12月6日 )

<鹿島・横浜M>鬼木監督(左)と抱き合うジーコ氏(撮影・木村 揚輔)
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 鬼木アントラーズには「ジーコの教え」が深く息づいている。Jリーグ元年の93年。市船橋高から入団した18歳の鬼木監督は、ジーコ氏が仲間に激怒する姿を鮮明に覚えている。ミニゲームとはいえ、ジーコ氏と同じグループになれば負けることなど許されなかった。「勝つことの意味を教わった。ジーコさんと会って、トップの人がこれだけ負けず嫌いなのかって」。勝負師の原点だった。

 今季、指導陣には柳沢敦コーチ、曽ケ端準GKコーチらOBが並んだ。強化責任者には中田浩二フットボールダイレクターが就いた。現役時代は徹底して勝負にこだわるジーコイズムを体現。07年からの3連覇など常勝の歴史を彩った。ジーコジャパンの一員でもあったスター選手たちが、引退から機が熟して中枢を担った。

 クラブアドバイザーとして復活を見届けたジーコ氏は説く。「履歴書に鹿島アントラーズと入れるだけではなく、鹿島に来たからにはタイトルを獲るという心持ちで来ないといけない。このクラブで何かを成し遂げてきた彼らの言葉の重さ、信ぴょう性は違う。鹿島に来るという意義を植え付ける意味でも、大事な役割を担ってくれている」

 小笠原満男氏はユースコーチ、本山雅志氏はアカデミースカウトとして育成年代の強化に当たる。「献身・誠実・尊重」。揺るぎない哲学とともに、強さは次代に継承される。

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