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異なる気候、時差…森保ジャパン 会場を味方にできるか!? 26年W杯 理想はD、G組

[ 2025年12月5日 04:45 ]

2026年サッカーW杯16会場
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 26年W杯北中米大会(6月11日開幕)の組み合わせ抽選は5日正午(日本時間6日午前2時)から米ワシントンで行われる。史上初の3カ国開催で米国、メキシコ、カナダにまたがる16会場は異なる気候や時差、長距離移動への対応も強いられる過酷な環境。8大会連続8度目の出場で優勝を目指す日本にとって明暗が分かれる組分けを予想した。

 出場チームが16増の48で、総試合数も64から104に大幅増となる新形式のW杯。広大な北米大陸の大部分をカバーする16会場が舞台となる。1次リーグは12組による総当たりで行われ、既に各組の試合会場は決まっている。厳しい組分けが予想されるのが以下のパターンだ。

 【過酷(1)東部の悪天候 H、I、L組】
 今年6~7月に米国で開催されたクラブW杯。32チーム制で63試合が行われたが、6試合で悪天候による遅延や中断があった。チェルシーがベンフィカを破った決勝トーナメント1回戦は雷雲接近のため後半41分から1時間53分中断。再開後の得点で延長に入り、終了は開始から4時間39分後だった。チェルシーのマレスカ監督は集中力を保てないほど長時間の中断が続いた開催地を「大会に適切な場所ではない」と批判。問題発生の5会場はW杯で使用されないが、いずれも東部に集中して懸念は消えない。

 【過酷(2)南部の酷暑&高地 A、F、H、K組】
 1次リーグが行われる6月は南部で既に気温が上昇。メキシコの2会場は最高気温の月間平均が30度を超え、ピッチレベルの体感気温はさらに上がる。欧州での試合中継を意識した昼開催では危険な暑さになりかねない。H組のマイアミは悪天候の懸念に酷暑リスクも抱えるダブルパンチ。平均気温が24・4度と低いメキシコシティーは標高2240メートルの高地で、こちらも適応へのハードルは高い。

 【過酷(3)長距離移動&時差 B組】
 1次リーグは原則、近接会場で日程が消化されるが、B組に入った場合のみ東のトロントから西に最低で3300キロ超の大陸間横断を強いられる可能性がある。時差も3時間。第1ポットで最も実績に乏しい開催国カナダと同組は追い風ではあるが…。

 不安要素が少なくない中で好環境と言えそうなのが以下の組だ。

 【快適(4)西海岸で酷暑&悪天候回避 D、G組】
 極端な酷暑や悪天候を避けられそうな西海岸に会場が集中。移動距離も短く、心身の負担は少ないと予想される。優勝を狙う森保ジャパンだけに、いかに1次リーグを最少ダメージで乗り切って長丁場の大会を戦い抜くかも重要な要素。敵は対戦相手だけではない。

 ▽W杯組み合わせ抽選方式 11月19日付のFIFAランキングに基づき、48チームを4段階に格付けして上位から第1~4ポットに分ける。第1ポットは開催国の米国(D組)とメキシコ(A組)、カナダ(B組)とランク上位の9チームが入り、来年3月のプレーオフで出場が決まる6チームは第4ポットに回る。抽選は第1ポットから順に行われ、各ポットから1チームを1次リーグA~Lの12組に振り分ける。同じ大陸連盟のチームは同じ組とならないが、16チームが出場する欧州のみ同組に最低1、最大2チームが入る。最上位のスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドは1位突破した場合、準決勝まで対戦しない。

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