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横浜M―浦和戦で“オフサイド見逃し”「正しい判定をできなかった」審判委員会が言及

[ 2025年11月12日 12:50 ]

10月18日の横浜M-浦和でPKの判定に抗議する浦和イレブン
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会の審判委員会は12日、都内でレフェリーブリーフィングを開き、10月18日のJ1第34節の横浜M―浦和戦で起きた“オフサイド見逃し”に言及した。

 問題となったのは前半42分の場面。2―0でリードした横浜Mの右FKで、クロスに飛び込んだ横浜MのDF角田と浦和GK牲川がゴール前で接触。牲川はボールをキャッチできず、ゴール左に転がった。これを浦和DF石原がクリアしようとしたが、先に反応したキニョーネスの足を蹴ってしまう形となった。主審は浦和のファウルを取り、VARでも確認した上で横浜MのPKを与えた。これを決めた横浜Mが3―0とリードを広げた。

 しかしPKとなるファウルの直前。牲川がキャッチできなかったボールが角田の頭に当たり、その時点でオフサイドポジションにいたキニョーネスがボールに対してプレーしていた。JFA審判マネジャーの佐藤隆治氏は「本来であればPKを取り消してオフサイド、浦和の間接FKで始める場面だった。正しい判定をできなかったことが事実。非常に重く受け止めている」と認めた。

 PK判定後のVARによる確認の流れは(1)キッカーが蹴った瞬間のオフサイドがあるか(2)GKに対するファウルがあるか(3)最後のPKにつながったファウル――の3点。(1)のオフサイドはなく、(3)のPKも妥当と判断された。焦点が当たったのは(2)で、時間をかけた上で反則ではないと判断。しかし、(2)から(3)の流れで牲川がこぼしたボールが角田の頭に触れた事実が見逃されていた。佐藤氏は「明らかなオフサイドを拾うことができなかった。一つずつの出来事を点でなく線でつなげて見ていかないと、頭に当たった事実をつかむことができない」と指摘した。

 翌週にはオンラインで審判員を集めて周知、徹底を図り、「VARというシステムがある中で、これは絶対に避けないといけないと共有した。どう改善していくかが大事」と語った。

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