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J2降格危機の新潟 ベテランDF舞行龍「何としても勝利」 セットプレー弾で15試合ぶり勝利もたらす

[ 2025年10月18日 05:00 ]

セットプレーからの得点を狙う新潟・舞行龍
Photo By スポニチ

 4勝10分け19敗で最下位に沈む新潟は明治安田J1リーグ第34節の18日、アウェーで東京Vと対戦する。17日は新潟・聖籠町のアルビレッジで最終調整。わずかに残るJ1生き残りの可能性をつなぐためにも、DF舞行龍ジェームズ(37)がセットプレーからネットを揺らし、まずは14戦勝ちなし(3分け11敗)という長いトンネルを抜け出す。

 J2降格の崖っ縁に立たされている今、目の前の一勝を得るために全てを懸けるしかない。練習後、舞行龍は「とにかく何としても勝利して、残留への思いをつなげていきたい」と決意を示した。

 残り5試合。18日が終わった時点でのJ2降格決定はないが、極めて苦しい状況だ。現在、残留圏内の17位・横浜Mと、降格圏の18位・横浜FCが勝ち点31で、今節で勝つと34になる。勝ち点わずか22で最下位の新潟が仮に東京Vに負けた場合、残り4試合で全勝しても最大勝ち点は34。現時点で得失点差が横浜Mとは13、横浜FCとは9も差がある新潟は、逆転での残留の可能性が限りなく0に近くなる。

 現状は厳しい。それでも「諦めず、目の前の一試合をどうやって勝つかに、スタッフも選手も真剣にこの2週間、取り組んできた」と舞行龍は力を込める。勝利に必要なゴールを奪おうと、磨きをかけたのがセットプレーだ。今季はこれまでCKとFKから5プレー以内の得点が計4点。38試合で計7点だった昨季よりも少ない状況で、勝利を引き寄せられない一因にもなっている。

 セットプレーからの得点は6月21日の福岡戦が最後。今季CK、FKから得点したのは4人でFW矢村(現J2藤枝)、DF稲村(現セルティック)、右膝のケガで離脱中のMFゴメスの現在チームにはいない3人と、3月8日の東京V戦でCKのこぼれ球を決めた舞行龍。この日の最終調整でもセットプレーを確認した背番号5は「(セットプレーは)課題。自分は(前回の)ヴェルディ戦で取ったので、取りたい」と集中力を高めている。

 東京Vは無失点がリーグ1位タイの15試合と堅守を誇る。最終ラインで守備のリーダー役だけでなく、攻撃の起点としてそのパスにも大きな期待がかかる舞行龍は「ベストを出す」と短い言葉に決意をにじませた。(西巻 賢介)

 ≪東京V CBIリーグ2位≫東京Vは10勝9分け14敗で現在16位。直近5試合の新潟との対戦成績は、2勝2分け1敗だ。総得点21は横浜FCと並んでリーグ最少タイ。シュート数がリーグ最少、枠内シュート数も最少タイとなっている。一方で被シュート数はリーグで2番目に少なく、CBI(クリア、ブロック、インターセプトの合計数)もリーグ2位と、人数をかけて好機をつぶしにくる。

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