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J2降格危機の新潟 ゴールハンター谷口、残り5試合で5得点以上狙う

[ 2025年10月16日 05:00 ]

残り5戦で毎試合ゴールを誓う新潟・谷口
Photo By スポニチ

 J1新潟は15日、聖籠町のアルビレッジで18日の東京V戦を見据えて練習を行った。残り5試合で残留圏内の17位・横浜Mとの勝ち点差が9とJ2降格の危機にあるが、諦めるわけにはいかない。ここまでチームとともに波に乗れないシーズンを送ってきたFW谷口海斗(30)は、ラスト5試合で5得点以上を目標に掲げ、勝利に貢献する決意を示した。

 一般公開された練習。最後に行われたフルコートでのゲームで谷口が右足でボレーを決めると、約500人のサポーターから拍手が起きた。ここ14試合で勝利なし(3分け11敗)。サポーターが望む15試合ぶりの勝利には得点が不可欠だ。普段はあまり具体的な数字を掲げない男が「(残り5試合で)1試合、1点は取りたい」と言った。

 チームの最後の勝利は6月15日の横浜M戦までさかのぼる。そして谷口の最後のゴールは、暗いトンネルに入り込んだ同21日の福岡戦。その後に指揮官の交代や古傷の膝の痛みの再発などもあり、昨季10得点でチーム得点王にも輝いた背番号7は、ここまでベンチ外や途中出場が多かった。

 それでも「ブレることなく、常に自分の体や技術の部分を求めてやってきた」と言う谷口。特にフィジカル面は「年齢を重ねて経験していく上で、必要なものを試している」と試行錯誤。こだわるのは体をどれだけ使えるか。筋力トレーニングも、単純に重量を上げて強度を求めるだけでなく、脚の開きなどの可動域を意識して行う。それが体の強さだけでなく、細かいステップやシュート技術の向上などにもつながっているという。

 新潟で楢原星一チーフトレーナーらと出会い、体のアップデートを続けてきた。9月に30歳になったが「年齢を重ねることが強みになっていく。まだまだ伸びているし、伸ばしていけるという自信がある」と手応えをにじませ「こだわって突き詰めていきたい」と今後を見据える。

 細部に目を向けて地道に積み重ねるのも、全ては「ゴールを決めるため」と言う。今季はまだ2得点。チームもわずか4勝と苦戦し続けている中で、ラスト5試合で存在を示す。「積極的にやる」と谷口。努力家のゴールハンターは東京V戦で14試合ぶりのゴールに照準を合わせている。(西巻 賢介)

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