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13戦勝ちなしの最下位・新潟 J1残留の可能性ある限り諦めない DF早川「最後まで責任を持って」

[ 2025年10月1日 04:30 ]

2試合連続で先発出場して調子を上げている新潟・早川
Photo By スポニチ

 4勝9分け19敗で最下位に沈むJ1新潟は2日間のオフが明けた30日、聖籠町のアルビレッジで4日にホームで行われる岡山戦に向けて練習を再開した。13試合で勝ちがなく(2分け11敗)、残り6試合で残留圏内の17位・横浜Mとの勝ち点差は10。J1残留は厳しい状況だが、副主将も務める不屈の男・DF早川史哉(31)は、わずかでも残留の可能性が残る限り決して諦めない。

 9月の4試合も1分け3敗。もがいても、あがいても、浮上の兆しさえ見えない。J1残留の可能性は減るばかりで、残り6試合。早川は「どういう状況であれ、目の前のことをやるしかない。後ろを向いてはいけない。最後まで責任を持ってやる」と見据えた。

 第31節の名古屋戦から2戦連続でフル出場。12試合ぶりの無失点だった名古屋戦から一転、前節のG大阪戦では4失点と守備が崩壊した。クリアの方向やボールへの寄せという「判断の細かいところのミス」で失点を重ね「本当に悔やまれる。でも日常の部分の積み重ねの結果。誰がということではなく、チームとして」と認める。

 うまくいかないなら好転させるだけだ。「こういうチーム状況だから、こぼれ球がやばいところに落ちるのはあること。それが起きる前に、配置や距離感は変えられる」と強調し、この期間でポジショニングの修正を目指している。キーワードは勇気。「強気なポジショニングができるようになってくるといい。判断がちょっと弱気になっているから、ボールが落ちるところにもつながる。勇気を出さないといけないし、それはサポーターも求めていること」と力を込める。

 この日からコロナ禍となる以前のように一般公開される練習日が多く設けられ、初日は約80人のサポーターがJ1残留を信じて見守った。早川自身もJ1は16年にプロデビューを飾り、急性白血病を克服して再び戻ってきた舞台だ。「トップリーグでできるのは幸せなこと。何としてでも、というのはある」と言い、その思いを副主将としてチームに伝えていく。

 まずは13試合勝ちがないという長いトンネルから脱しなければ何も始まらない。「おのおのがチームに感じていること、何ができるかというのをもっと出していい。その集合でしか、強くならない」。奇跡を信じ、走り抜く。(西巻 賢介)

 ○…第30節の横浜FC戦から3試合連続でベンチ外だったDF船木は、先発復帰に意欲を示した。コンディション不良などではなく「元気です」と語る27歳は「(先発から外れて)もっと何ができるか考えなあかんと思う。チームの力にもなれていない」と気持ちを整理して練習に臨んでいる。泣いても笑っても残り6試合。「可能性がある以上(J1残留を)諦めてはいけない」と奮起を誓った。

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