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58歳カズ プロ40年目幕開け 後半37分から今季初出場「自分らしくプレーしたい」

[ 2025年6月16日 04:45 ]

JFL第12節   アトレチコ鈴鹿2―1YS横浜 ( 2025年6月15日    ニッパツ )

<YS横浜・アトレチコ鈴鹿>後半、パスを出す三浦知良(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 JFL第12節は15日、ニッパツ三ツ沢球技場などで6試合が行われ、アトレチコ鈴鹿のFW三浦知良(58)がアウェーのYSCC横浜戦に今季初出場した。後半37分から途中出場でピッチに入り、自身が持つJFL最年長出場記録を58歳109日に更新。今季初得点とカズダンスはお預けとなったが、2―1の勝利に貢献。キングのプロ40年目が幕を開けた。

 背番号11がピッチサイドに見えると観衆がどよめいた。2―0の後半37分、カズが芝生に足を踏み入れた。積極的にプレスをかけ、左サイドで攻撃に絡む。ボールに触れるたびに歓声が湧いた。終盤は1点を返され、守備に回る時間が続いた。22年11月以来の得点はお預けとなったが、前線で足を止めずに動き回った。JFL最年長出場記録を58歳109日に更新した。

 「今までの積み重ねなので年齢に関して思うことはない。まだまだ試合で、自分らしくプレーしたい」

 前人未到のプロ40年目。開幕前から筋肉系の故障を繰り返し、出遅れた。それでもサッカーへの情熱はブラジルで名門サントスと初めてプロ契約した86年と少しも変わらない。切り札として投入した山本富士雄監督は「ハーフタイムに“90分がサッカーだ”と私が伝えたいことを代弁してくれた。今日が出場のタイミングだと確信した」。チームを鼓舞するカズへの、揺るぎない信頼を強調した。

 公式戦出場は昨年11月以来。カズの保有権を持つ横浜FCの本拠ニッパツに約4年ぶりに凱旋し、試合後は二回り以上離れた仲間たちと喜びを分かち合った。「トレーナー、チームメート、みんなに支えられた。ここから少しずつギアを上げていけたら」。キングの40年目のシーズンが始まった。

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