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町田・昌子「お手紙をいただいて…グッとくるものがあった」 9戦ぶり零封の裏に2枚のファンレター

[ 2025年5月17日 20:56 ]

明治安田J1リーグ第17節   町田3―0柏 ( 2025年5月17日    町田GIONスタジアム )

<町田・柏>前半、競り合う町田・昌子(左)と柏・細谷(撮影・松永 柊斗)
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 FC町田ゼルビアは2位・柏に3―0で快勝し、4試合ぶりに白星を挙げた。リーグ戦9試合ぶりのクリーンシート。守備陣の中心として零封に貢献した主将のDF昌子源(32)はファン、サポーターから受けた熱いエールを胸にピッチで体を張った。

 昌子は試合後の取材エリアで安堵(あんど)の表情を見せた。自慢の守備陣は前節・清水戦までリーグ戦8試合連続失点。この日は鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような快勝に「やっぱ、しんどさもあった。素直に喜びたい」と話した。

 ザ・キャプテンを救ったのは2通のファンレターだった。11日の清水戦に引き分けて3試合白星なし。同戦後は、強い責任感から取材エリアで発言した「キャプテンとして存在意義がない」などというコメントがメディアで取り上げられた。迎えた14日の公開練習。ファンサービスでハイタッチしていると、女性2人からそれぞれ手紙を受け取った。

 「(清水戦後のコメントは)自分がキャプテンに向いてないというつもりで言ったわけではないけど、それを(自分で)自分を責めたように(ファンやサポーターから)思われたのか、ありがたいお手紙を2通いただいて、自分の中でグッとくるものがあった」

 奇麗な字体でつづられた手紙はクラブハウスで大切に保管されているという。「(エールに)“応えないとな”という思いがあった。心の中では“絶対に自分の存在を全面に押し出さないといけない。チームを助けないといけない”と思っていた」。覚悟と思いを胸に強く刻み、ピッチ上で表現。ピンチで相手攻撃の芽を摘み、9試合ぶり零封につなげた。

 チームは勝ち点を24まで伸ばし、6位浮上。堅守と決定力を武器とする“らしさ”復活を印象づけた。昌子は「これを続けないといけない。次、大きなミスをしてやられたら説得力、それこそ存在意義がない。このパフォーマンスを続けられるように頑張っていく」と言った。ここから再び失点ゼロ行進を目指し、狙うはさらなる浮上。それこそが、届いた手紙への返事にもなるはずだ。

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