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トルシエ氏 ブラジル相手だったなら…02年W杯日本代表16強敗退の采配を謝罪「ことごとく間違ってた」

[ 2025年4月16日 06:30 ]

02年W杯日韓大会、トルコ戦で敗れ落胆する中田英(手前)ら日本代表イレブン
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 02年W杯日韓大会で日本代表を指揮したフィリップ・トルシエ氏(70)が14日放送のテレビ静岡サッカー番組「サカろう」(月曜深夜0・55)にゲスト出演。日本中が熱狂した02年当時を振り返り、惜しくも16強敗退となったトルコ戦の敗因について持論を展開する場面があった。

 トルシエ氏は日本代表を初の決勝トーナメント進出に導くなど快進撃を見せたW杯日韓大会での達成感について聞かれ「グループリーグの3試合は私にとって集大成だった。4年間の努力が実って満足している。(第3戦)チュニジア戦はものすごく重圧がかかっていた試合だが、私が知るアフリカのチームに対して罠に落ちず最後を勝利で締めたのは夢のようなシナリオだった」と返答。

 1次リーグ第2戦のロシア戦(○1ー0)では歴史的初勝利。続くチュニジア戦(○2ー0)にも勝利し、2勝1分けで堂々の首位通過。決勝トーナメント進出という目標を達成できたことを喜んだ。

 ただ決勝トーナメント1回戦のトルコ戦ではシステム変更という大胆策が不発に終わり0ー1と敗れ、8強入りならず。そのトルコ戦で従来の2トップから1トップを選択したことについては「ここで反省するのであれば、トルコは予想外の対戦相手(日本が2位通過ならブラジルと対戦)でした。くだらないんですけど自分のスーツも替えないといけない(笑)というほど色んなことを変えないといけないと思いました。ブラジル相手だったらいつも通りのことをしていたんだけど、難しく考えすぎた部分もあったのかもしれません。(判断が)ことごとく間違ってました」と謝罪した。

 さらに試合前のミーティングでも反省すべき点があったと明かし「もっと自分が責任を負うべきでした。自分が選手にこうしろ!と指示するべきでした(いつも通りなら)ゲキを飛ばすはずだったのに妙な落ち着きがあって、みんなにこれから任せたよ!って言うのは甘かったと思います。これまでと全く同じやり方で試合に入るべきでした」と説明。今までと違うミーティングをしてしまったことを後悔していた。

 ▽02年W杯日韓大会・トルコ戦 西沢を1トップ、三都主をFW気味の高い位置に置く初システムで開始。連係ミスが目立ち、前半12分にCKからMFウミト・ダバラにゴールを許した。前半42分に三都主の放ったFKはゴールマウスの左上の角を直撃。FW西沢も果敢にシュートを放つなど、MF中田英を中心に攻めたが、最後までゴールを割れずに0―1で敗戦した。

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