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8試合中4試合で無得点…神戸DF酒井高徳が挙げる課題点「しっかり修正したい」

[ 2025年4月6日 21:18 ]

明治安田J1リーグ第9節   神戸0―1新潟 ( 2025年4月6日    国立競技場 )

神戸・酒井高徳
Photo By スポニチ

 神戸は今季4試合目の無得点試合で、早くも3敗目となった。吉田孝行監督は「神戸らしい躍動感を引き出せないのは自分の責任」と渋い表情。コンディションが万全ではない中で強行出場したFW武藤嘉紀は言葉なくスタジアムを後にした。

 試合開始早々はプレスがハマって、ボールを引っかけるシーンも多かった。1点ビハインドの前半30分過ぎには左右からクロスを浴びせ、押し込んだ。ただ指揮官が振り返るように昨年までの“圧”を見せつけるシーンはわずか。DF酒井高徳は課題点を口にする。

 (1)立ち位置 ボール保持ができてしまったがゆえに「対角線のボールを蹴った時も人の配置があまり良くなかった。サコ(大迫勇也)とかヨッチ(武藤嘉紀)が競った後がなかなか拾えなかった。そこを拾ったとしても、もう一つボールが流れるように前に行くシーンがない。拾っても、また下げて…となっていた」。距離間がズレているために、持ち味の縦への強さなどテンポが上がりきらなかったという。

 (2)ミスマッチ 神戸の強さの最大要因は大迫へのロングフィード。ただ年々、大迫へのマークは厳しくなり、良い位置でキープができない。「相手センターバックに対してサコとヨッチがいて、ボランチやトップ下の選手が近い位置に入る。それによって数的優位で前後に入れる形などを作る。そこに良いボールを上げるためのボール回しや崩しをサイドでしっかりするのが自分たちのサッカーだと思う」。二次攻撃、三次攻撃をするためにはゴール前に人数を懸ける必要があり、それができるための立ち位置や連係、背後へのランニングなどが必要だという。

 (3)強度 徐々にプレスがハマらなくなったことに関しては否定する。「新潟さんは上手いので、毎回(プレスを)剥がされるシーンはいくつかある。でも僕はハマっているけど、ボールを取り切れていない方が気になる。足先でちょこちょこといって、当たってこぼれて相手にいったり…ハッキリボールにいけていない。あるいはボールを取ったのに、そこで判断が遅いから取られて再びカウンター食らったり…セカンドボールの回収の仕方も少し問題」。前線で奪ってからのショートカウンターも武器だが、そこのキレ味が鈍っていると口にした。

 (4)精度 「自分もそうですけど、クロスが引っかかることが多かったし、大外を超えていくことが多かった。最後の横パスや縦パスがミスになるなど仕留めの精度がとてつもなく低かった。全体でクオリティーを求めないと、人数を掛けるとかボール回すとかという話もできない。そこはしっかり修正したい」

 課題は多い。だが明確ならば修正も効く。指揮官を先頭に改善に取り組み、本来の“強い神戸”を取り戻す。

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