×

森保一監督「世界一」は「現実的な目標として考えている」 チーム力底上げに加え「同心円の輪」が広がれば

[ 2025年3月21日 16:03 ]

<日本代表会見>会見に臨む森保監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表の森保一監督(56)が21日、千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドで会見に臨み、改めて目標を「優勝」に設定した。前日20日に行われた26年W杯北中米大会アジア最終予選でバーレーンを下し、史上最速で8大会連続8度目のW杯出場を決めた日本代表。指揮官は「現実的な目標として“世界一”ということを考えさせてもらっています」と表情を引き締めた。

 チームに同行した18年のロシア大会、指揮を執った22年カタール大会。過去の経験、実績が目標設定の根拠だ。「カタールのW杯の時、その前のロシアの時もそうですけど、特に監督をさせてもらったカタールはクロアチア戦の敗戦の後に“行けたな”という思いと、選手たちが絶対に行けたという思いがあったということを試合が終わった後に感じました」と振り返る。結果としてはカタールは16強でクロアチアにPKで敗れ、戦いを終えたが「オープンプレー、セットプレー、PKを含めてもっともっと緻密に準備してやっていけば、世界一になれるという選手たちの感覚や思いと、私自身が感じさせてもらったところ。世界一を取れるチャンスはあると思っているところがあるので、現実的な目標として世界一ということを考えさせてもらっています」と力強く語った。

 世界の頂点に立つためには様々な条件が整わないと難しい。「我々、日本代表チームの競技力だけでいければもちろん一番いい。自分たちも突き抜けた力を付けていきたい」とする。しかし「これまでのW杯の優勝国を見た時に、国中の関心ごとでないと優勝はできないと感じています」とも付け加えた。

 「私自身、世界一になるために我々はもちろん全力を尽くしてレベルアップしていく力を付けていく。チームの組織として日本中、全世界にいる日本人の皆さんの関心ごととして、サッカーを見ていただき、日本代表の戦いに対して共闘を、応援をしていただくこと。日本中の関心ごとにしていただくことがピッチ上の選手たちのエネルギーとなって選手たちのパフォーマンスにも直結していく。メディアの皆さんにも批判もありで構わないので、より多くの方々に代表の試合を見ていただけるように。同心円の輪を広げて行ければと思います」と言葉を選び、かみしめながらメッセージを発した。

 22年のW杯カタール大会ではグループリーグで格上のドイツ、スペインを破り、決勝トーナメントに進出。目標を8強から優勝に昇華した第2次政権では58選手を招集し、選手層に厚みを求めた。今後も方針は変わらない。26年6月11日に開幕する史上初の3カ国共催W杯に向けて、着実に歩みを進めていく。

「森保一」特集記事

「サッカーコラム」特集記事

サッカーの2025年3月21日のニュース