×

3連覇を狙う神戸が今季5試合目で初勝利 新加入FWエリキが初先発で2得点

[ 2025年3月17日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第6節   神戸2―1湘南 ( 2025年3月16日    レモンS )

<湘南・神戸>前半、ゴールを決め喜ぶ神戸のエリキ(右)ら(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 3連覇を狙う神戸が5試合目にして今季初勝利を挙げた。新加入のFWエリキ(28)が移籍後初先発で2得点。後半は防戦一方だったが、チーム全員でアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)敗退のショックを振り払った。

 これが強者のリバウンドメンタリティーだ。アジア制覇の夢が破れ、再出発を図った一戦。湘南を1点差で退け、神戸の吉田孝行監督は「一番へこんでいたのは、もしかしたら僕かもしれない。でも、選手たちが切り替えてやってくれた。勇気をもらいました」と感謝した。三木谷浩史会長が見守る前で、ただの1勝ではない、ここからの巻き返しにつながる今季リーグ初勝利をもぎ取った。

 前半24、37分とエリキが連続得点。町田から期限付き移籍で加入した新助っ人が初先発で結果を残したが、風下の後半は防戦一方だった。1点差に迫られ、チームとしてのシュート数は0本。だがエリキが「全員で意思統一して良い守備ができたからこそ2得点が生まれた」と話すように、武藤や大迫を含めて全員が体を張った。

 ACLE決勝トーナメント1回戦で光州(韓国)相手に2点リードを守れず、大きな目標を失った。加えて韓国からの移動を伴う中3日での連戦。心身ともに疲労困憊(こんぱい)だったが、武藤は「負けていたらズルズルいくと思っていた。この一戦に懸けていた」と不退転の覚悟をもって臨んだ。負傷を抱えていたため、後半途中出場となった大迫は「ここでどういう反応をするのか、プロとして問われる試合だった。勝てていなかったので、最後の方はチームとして硬くなったけど、こういう勝ち方も大事」とうなずく。

 アジア制覇の夢はついえたが、史上2クラブ目となるリーグ3連覇への道は残されている。悔しさや苦しさを力に変えた王者が、上昇気流に乗っていく。(飯間 健)

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年3月17日のニュース