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U20日本代表が4大会連続W杯切符! 劣勢はねのけた小倉同点弾 イランとのPK戦制す

[ 2025年2月24日 04:30 ]

サッカー・Uー20アジア杯中国大会準々決勝   日本1ー1(PK4ー3)イラン ( 2025年2月23日    中国・深セン )

<日本・イラン>前半、同点ゴールを決めた小倉(右)は喜ぶ
Photo By ゲッティ=共同

 U―20日本代表が準々決勝のイラン戦を1―1で突入したPK戦(4―3)で制し、上位4チームに与えられる今秋のU―20W杯チリ大会の出場権を獲得した。4大会連続の本大会切符獲得。前半30分にMF小倉幸成(19=法大)が同点ゴールを決め、PK戦ではGK荒木琉偉(17=G大阪)が相手キッカーの失敗を誘った。26日の準決勝ではオーストラリアと対戦する。

 28年ロサンゼルス五輪世代が世界切符をつかんだ。延長戦でも決着がつかず突入したPK戦。主将のDF市原が最終キッカーとして成功させて勝負が決すると、ピッチ上で歓喜の輪が広がった。「マジでうれしい。今まで味わったことないようなプレッシャー、アウェー感があったけど、チーム全員で一つになった。しっかり120分を戦って、最後は運が、日頃やってきたものがこっちに流れてきてくれたのかなと思う」。負ければ育成年代にとって貴重な国際舞台を失っていた一戦。チームの精神的支柱はPK戦前に円陣で奮起を促した。リーダーの鼓舞にGK荒木も奮起し、相手キッカーに威圧感を与えて失敗を誘った。

 劣勢ムードの流れを変えたのは副主将の小倉だった。0―1で迎えた前半30分だ。敵陣深くからDF高橋が供給した左クロスを起点とした好機から最後はDF梅木の横パスを受け、右足を振り抜いた。強烈なミドルシュートはゴール左に突き刺さる同点弾。船越優蔵監督(47)から初戦2日前に指名されたリーダー陣がけん引した。

 今大会はロス五輪世代による今年最初の活動。指揮官は“新しい日本サッカー”をキーワードに掲げた。日本が誇る組織力や献身性に加え、局面を1人で打開できるような個の技術と強さを要求。「グループでも個人でも相手を圧倒できるサッカーを」と叩き込んだ意識が、強烈ミドルやPK戦勝利につながった。

 次はオーストラリア戦に臨む。「後悔しないように自信を持ってやれば優勝できる」と市原。視線は頂点を向いていた。

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