京都チョウ貴裁監督「今年はファイナルを狙いに」縁起良いスタジアムで天皇杯4強つかむ

京都・チョウ貴裁監督
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　縁起の良いスタジアムで2大会ぶりの4強入りを決める。京都は18日に天皇杯準々決勝J2千葉戦（フクアリ）。チョウ貴裁監督は「2年前はノープレッシャーだったけど、今年はファイナルを狙いにいく気持ちがある。初戦の時点ではそこまでじゃなかったですけど（3回戦）清水戦あたりからそういうものが生まれてきた。非常に良いこと」と言葉に力を込めた。

　フクアリは21年11月29日に12年ぶりのJ1昇格を決めた地。さらに湘南でも指揮を執っていたチョウ監督にとって、同スタジアムは通算8試合4勝4分けと負けたことがない。「当時はJ2で関東に専用スタジアムは少なかったから、選手のモチベーションが高まっていたんじゃないか」というが“地の利”を生かさない手はない。

　リーグ戦は直近10試合7勝2分け1敗と上り調子もJ2降格圏18位・磐田とは勝ち点6差。22日にはG大阪とのホーム戦が控え、週末もにらんだメンバー編成になる見込みだが「現在のスタート、ベンチメンバーと遜色ない働きができる選手もいる」と今夏加入のFWムリロやDFオリヴェイラを含めて選手層の積み上げに自信を見せる。全員の力で勝利をつかみとる。