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首位町田移籍のMF相馬勇紀が再開初戦で先発デビュー「もっとフィットできる」ロングスローも披露

[ 2024年8月7日 22:38 ]

明治安田J1リーグ第25節   町田0―0C大阪 ( 2024年8月7日    ヨドコウ桜スタジアム )

相馬勇紀
Photo By スポニチ

 J1初昇格で首位に立つ町田は、リーグ再開初戦をスコアレスドローで発進した。ポルトガル1部カザピアから名古屋復帰を経て、今夏移籍加入した日本代表MF相馬勇紀(27)がさっそく先発デビューした。

 イングランド2部に移籍したパリ五輪代表FW平河悠の背番号7を引き継ぎ、左サイドで先発出場。前半3分にFW藤尾翔太のシュートにつながるクロス供給など、何度も好機を演出した。得点につなげることはできず「優勝するには勝ち点3が必要だし、その勝ち点3を取るために獲ってもらった。チームのために自分の力を出したいと思ったので、結果として取れなかったことが悔しい」と初戦を総括。自身のコンディションは「使っていただいたので全力を出したけど、もっとフィットできるところは正直ある。次の試合はやります」と誓った。

 町田の“お家芸”ともいえるロングスローも逆の右サイドから2度披露し、相手ゴールを脅かした。早大時代やポルトガルでも投げていたといい「あれくらい飛ばせたらと思っていた。今後どんどんやっていきたい」と自信をのぞかせた。

 前半27分には右からのクロスでC大阪DF西尾と空中で接触し、警告を受ける場面も。後半23分まで起用した黒田剛監督は「コンディションは100%とは言えないけど、できるだけ長い時間使いたかった。カットインからいいボールを配球していたし、攻撃に変化をもたらした。守備もアグレッシブにしてくれた」と評価した。

 パリ五輪に出場した藤尾は、チーム合流から3日目で迎えた古巣戦にフル出場し、チーム最多のシュート3本を記録した。「きついのはきついけど、やっていくうちに慣れてきていつも通りのプレーはできた。五輪は終わったことなので、もう忘れてJリーグに専念したい」と視線を切り替えていた。

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