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インドネシア代表のC大阪DFジャスティン・ハブナーが今季終了待たず退団

[ 2024年7月16日 13:23 ]

ハブナー
Photo By スポニチ

 C大阪は16日、DFジャスティン・ハブナー(20)の期限付き移籍終了を発表した。レンタル元のイングランド1部ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズへ戻る。

 インドネシア代表でもあるハブナーは3月12日にC大阪加入。開幕前にDF進藤亮佑が右ハムストリング筋腱損傷で長期離脱を強いられ、DF西尾隆矢がU―23アジア杯日本代表メンバーに選ばれるなど手薄なセンターバックの穴を埋める活躍が期待された。しかしながらリーグ戦出場は6試合のみ。先発は5月11日の神戸戦(ヨドコウ)だけで、合計出場時間はわずか83分にとどまった。

 4月17日のルヴァン杯2回戦・J3岩手戦(いわスタ)にフル出場した翌18日にカタール・ドーハでのU―23アジア杯1次リーグ・オーストラリア戦の試合にインドネシア代表として出場した“中0日”の強行軍が話題となったが、C大阪では結果を残せなかった。

 移籍期間は今季終了までとなっていたものの、C大阪の近況としては、左ハムストリング筋損傷で離脱していたDF登里享平が14日の川崎F戦(U等々力)でベンチ入り。背番号6が戦列に戻れば、現状左サイドバックを務めているDF舩木翔をセンターバックで起用することができる。進藤も早ければ20日の新潟戦(ヨドコウ)で復帰する可能性があり、パリ五輪終了後には同代表のDF西尾隆矢も加わってし烈なポジション争いとなりそうで、ハブナーの今後の出場機会が限られることが想定されることも影響したとみられる。

 ハブナーはクラブを通じ「この度チームを離れることになり、とても寂しい気持ちでいっぱいですが、セレッソでの経験を次のチームで活かせるよう頑張ります。またいつの日か、ファン・サポーターの皆様に会える事を楽しみにしています。短い間でしたが本当にありがとうございました」とコメントした。

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