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イングランド代表監督 後任候補にニューカッスルのハウ監督ら サウスゲート監督が辞任

[ 2024年7月16日 20:12 ]

<欧州選手権 スペイン・イングランド>前半、ベンチ前で声を出すイングランド代表サウスゲート監督(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド代表のガレス・サウスゲート監督(53)が16日、辞任の意向を表明した。14日に行われたスペインとの欧州選手権に1―2で敗戦。2大会連続で準優勝を終わり、地元開催だった1966年W杯以来となる主要国際大会のタイトルを逃した。

 サウスゲート監督は声明で「誇り高きイングランド人として代表でプレーし、代表を率いることができたのは生涯の名誉。それが全てで、全力を尽くしてきた。しかし今こそ変化の時であり、新たな章の始まりだ」と述べ、約8年にわたって率いてきた代表監督の座から退くと発表。さらに「ドイツに連れていったチームは素晴らしい若い才能に満ちている。彼らは我々が夢見ているトロフィーを獲得できる」と今後に期待した。

 また「我々には世界最高のファンがいる。彼らのサポートは私にとってかけがえのないものだった。イングランドの全てに感謝したい」とコメント。「私もイングランドのファンで、これからもずっとそうあり続ける。選手たちがさらに特別な思い出をつくり、国民とつながって刺激を与えていくのを見守りたい。彼らを祝福する日を楽しみにしている」と続け、ファンの一人として代表を見守っていくと語った。

 就任後の主要国際大会で18年W杯4強、21年欧州選手権準優勝、22年W杯8強、24年欧州選手権準優勝と好成績を収めてきた指揮官だが、一方で英BBC放送は今回の欧州選手権の結果を受け「多くのファンが、才能豊かな攻撃陣から十分な力を引き出せていないと考えていた」と指摘。プレッシャーは高まっていた。

 英紙ガーディアンは、ニューカッスルのエディ・ハウ監督(46)を後任の最有力候補と15日に報道。チェルシーやブライトンを率いたグレアム・ポッター氏(49)のほか、バイエルン・ミュンヘンやチェルシーを率いたドイツ人のトーマス・トゥヘル氏(50)も候補と伝えている。

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