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【五輪最終予選】GK小久保玲央ブライアン アジアの厳しさ「初戦で再確認できた」数的不利も1点守り抜く

[ 2024年4月17日 00:22 ]

サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会1次リーグB組第1戦   日本1―0中国 ( 2024年4月16日    ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム )

<U-23日本代表・U-23中国代表>前半、ボールを競り合う小久保(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪出場権を狙うU―23日本代表は大会初戦でU―23中国代表と対戦し、1―0で勝利した。前半8分、MF松木玖生(20=FC東京)が左足を合わせて先制点。しかし、同17分、センターバックの一角を担うDF西尾隆矢(22=C大阪)が一発レッドで退場。厳しい立ち上がりとなるも、10人で虎の子の1点を守り切った。

 数的不利の中で最後までゴールを守り切り得点を許さなかったGK小久保玲央ブライアン(23)は、試合を振り返り「守備中心に玖生(松木)の1点を守り切ることしか考えていなかった。1枚少なくなる。その分、自分たちが逃げられなくなるのは大変だったので、誰もミスせずにシンプルにやろうと声掛けした」と冷静に語った。

 ビッグセーブも見せ「自分の中でも落ち着いてプレーできた」と安どの表情。アジアの厳しさを肌で感じ「初戦で再確認できた。2、3戦目続くが、回復して2戦目に目を向けられれば」と前を見据えた。

 スタジアムに響いたサポーターの声援には「励みになった。違う国でやっているのにサポーターが背中を押してくれた」と笑顔。19日にはUAEとの第2戦。「今日は1人少なくて守備しかすることができずに自分たちの持ち味を出せなかった。2日間でコミュニケーションを取って、修正して次に向かいたい」と力強く語った。

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