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【五輪最終予選】U23“1次L突破率100%”大会1号松木弾で中国に快勝発進 一発レッドで数的不利も

[ 2024年4月17日 00:01 ]

サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会1次リーグB組第1戦   日本-中国 ( 2024年4月16日    ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム )

<日本・中国>前半、松木ゴール(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪出場権を狙うU―23日本代表は大会初戦でU―23中国代表を1―0で制し、白星発進した。次戦は19日にU―23UAE代表と対戦する。大岩剛監督(51)指揮の下、8大会五輪出場へ、まずは1次リーグを突破を目指す。

 大会1号はMF松木だった。前半8分、右サイドの山田楓からのクロスに反応。オフサイドを警戒しながら、相手DFの背後、うまくゴール前ファーサイドへ抜け出し、左足を合わせた。

 しかし、同17分、DF西尾が一発レッドで退場。大事な初戦で数的不利となり、防戦一方の苦しい戦いを強いられた。ここで気を吐いたのが、GK小久保。ビッグセーブを連発し、ピッチ上で存在感を示した。

 現方式が採用された16年リオ五輪最終予選は日本を含む初戦勝利の全7チームが1次リーグ突破。開催国のため日本がすでに出場権を得ていた20年1月の東京五輪最終予選兼U―23アジア杯も白星発進した全4チームが勝ち上がっており、初戦白星は“1次リーグ突破率100パーセント”の吉兆ともいえる。ピンチを切り抜けた大岩ジャパンがパリ切符に向けて突き進む。

 ▽パリ五輪アジア最終予選 U―23アジア杯として4月15日~5月3日にカタールで開催し、16チームが出場。4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメント進出。上位3チームが本大会出場権を獲得。4位チームはアフリカ予選4位のギニアとプレーオフ。日本は1次リーグB組で中国戦の後は、UAE(19日)、韓国(22日)と対戦する。

 ▼大岩監督 アクシデントは想定していたとはいえ、なかなか厳しい戦いになりました。これを次に生かしたいと思います。攻守においてのつながりは非常によく出ていたと思う。(次戦へ)回復としっかり分析をして、23人全員でUAE戦に向かいたい。

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