U―20日本代表DF吉永夢希「緊張はないです。楽しみという気持ちが大きい」ベルギーに出発　ゲンク加入

神村学園を卒業し、ベルギー1部ゲンクに移籍するUー20日本代表DF吉永夢希は空港で意気込みを語った
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　サッカーの名門高・神村学園を卒業し、ベルギー1部ゲンクに加入するU―20日本代表DF吉永夢希（ゆめき、18）が14日、チーム合流のため羽田空港発の航空機で出発した。

　搭乗前に取材に応じた18歳は「緊張はないです。楽しみという気持ちが大きい」と目を輝かせた。

　Jリーグを経由せずに海外移籍するケースは、神村学園の1学年先輩で、ドイツ1部ボルシアMGに所属するFW福田師王（19）に続き2年連続。その福田からは「“早めに海外来た方がいいよ”」と言われたようで、その言葉も後押しになったという。

　今回はその福田先輩からもらったサインとサイン入りのスパイクを持参。「あれだけ注目されながら結果を残し続けているので、本当に尊敬している。お守りみたいにずっと持っておこうと思っています」と明かした。

　ゲンクでは1月にFC東京から期限付きで加入したFW熊田直紀（19）同様に、セカンドチームからスタートする見通し。同じ左サイドバックで、37歳で日本代表に復帰した長友佑都からも刺激を受けたようで、「しっかり年を重ねるごとに成長して、（将来は）絶対にA代表に入りたい」と誓い、当面の目標については「（25年）U20W杯、（28年）ロス五輪は自分の世代なので、そこは絶対に入らないといけないと思っています」と語った。