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日本代表 北朝鮮戦メンバー26人発表!伊東純也、三笘薫招集外 37歳・長友佑都が復帰、小川は4年ぶり

[ 2024年3月14日 14:00 ]

<サッカー日本代表発表>会見に臨む森保監督(撮影・会津 智海)
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 日本サッカー協会は14日、北朝鮮との26年W杯アジア2次予選2試合(21、26日)に向けた日本代表メンバー26人を発表した。

 ケガで離脱中の三笘薫(26=ブライトン)、女性に対する性加害疑惑報道を巡り、アジア杯を途中離脱した伊東純也(30=Sランス)が招集外となった一方で、オランダ1部NECナイメヘンで結果を出しているFW小川航基(26)が19年12月のE―1選手権以来、約4年3カ月ぶりにA代表入り。アジア杯メンバーからは外れていたMF田中碧(25=デュッセルドルフ)、MF相馬勇紀(27=カザピア)らも復帰。また、長友佑都(37=FC東京)も復帰した。

 小川航は19年E―1選手権では香港戦で、日本史上3人目となるデビュー戦でのハットトリックを達成。目標だった東京五輪メンバー入りは逃したが、自身初の海外移籍で有言実行となる日本代表復帰を果たした。

 森保一監督(55)は会見で、アジア杯からの再出発となる北朝鮮戦メンバーに長友を招集した理由を「長友佑都にはピッチ内外で存在感を発揮してもらえればと思っています。しかしながら、まずはプレーヤーとして、選んだということを伝えたい」と説明。「これまでの活動を振り返って、Jリーグをこの3節視察して、選手としての評価で、主観的にもチームの中で存在感を発揮していいプレーしている。データでも、日本人トップのグループで発揮している。我々は戦う中で、1対1を勝っていく、良い守備から良い攻撃につなげていくことは、彼はFC東京でも示してくれているし、代表でも改めて、彼の力を発揮してもらいたい」とカタールW杯以来となる37歳について語った。

 また、平壌開催については「想定外のことはたくさんあると思いますし、覚悟を持って平壌の戦いに臨まないと。これまでの戦いの中でも、最善の準備には変わらないけど、アクシデント、想定外のことが起こっても、ベストを尽くすとやってきた。いろんな意味で厳しい戦いにはなると思いますが、自分たちがやれることに目を向けて、準備、戦いに臨みたい」と引き締まった表情で意気込みを語った。

 26日のアウェー北朝鮮戦(午後5時キックオフ)は平壌での開催が決定。男子代表が平壌で試合をするのはザックジャパンで臨んだ11年アジア3次予選以来、14年3カ月ぶりで、過去4戦2分け2敗と勝ちがないばかりか、得点さえ1点を決めてない。会場となる金日成競技場の人工芝への対応も含め、一筋縄ではいかない一戦となりそうだ。

 ▼長友 今回日本代表に選出していただき光栄です。常に僕の憧れであり、誇りである日本代表でふたたび戦うことができる喜びと、厳しい戦いが待っている危機感があります。これまで東京でやってきたことが間違っていなかったことを証明するために全力で戦います。応援よろしくお願いします

 招集された26選手は以下の通り。

【GK】
前川 黛也
大迫 敬介
鈴木 彩艶
【DF】
長友佑都
谷口彰悟
板倉 滉
渡辺 剛
町田浩樹
毎熊晟矢
伊藤洋輝
橋岡大樹
菅原由勢
【MF/FW】
遠藤 航
浅野拓磨
南野拓実
守田英正
相馬勇紀
小川航基
前田大然
堂安 律
上田綺世
田中 碧
川村拓夢
中村敬斗
佐野海舟
久保建英

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