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【ACL】横浜初の4強弾!アンデルソン・ロペス「このユニホームで歴史をつくれているのはとても幸せ」

[ 2024年3月13日 21:07 ]

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)   横浜1―0(2戦合計3―1)山東 ( 2024年3月13日    神奈川・日産スタジアム )

<ACL 横浜・山東>後半、ゴールを決め喜ぶ横浜・アンデルソン・ロペス(撮影・西海健太郎)
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 準々決勝が行われ、日本勢で唯一、クラブとしては初めてベスト8に進んだ横浜はホームで山東(中国)との第2戦を1―0で制し、2戦合計3―1で4強入りを果たした。前半にFWヤン・マテウス(25)が負傷交代し、後半にはDF永戸勝也(29)がイエローカードの累積で退場。ピンチに見舞われながらも、後半にFWアンデルソン・ロペス(30)が先制点を奪い、勝利をもぎ取った。決勝トーナメントはホーム&アウェー方式で行われており、準決勝は蔚山(韓国)と戦う。

 クラブの歴史に新たな一ページを刻む決勝ゴールを決めたロペスは「ありがとうございます。とてもうれしいです。このユニホームで歴史をつくれているのはとても幸せなことです。でも、ここで立ち止まるのではなく、まだあと2試合あります。全員で戦っていきたい」と頂点を見据えた。

 横浜は2―1で勝利した6日の第1戦から先発2人を変更して臨んだ。キューウェル監督は「自分たちのサッカーを表現する。いいスタートを切りたい」と試合の入りを重要視。その言葉の通り、2戦連続先発のFW植中、1次リーグから山東戦計2得点のFWロペスらがゴールを狙った。

 前半にFWヤンマテウスが負傷交代。永戸が退場と数的不利の中、0―0で耐えてきた横浜イレブン。後半30分、ついに均衡を破った。松原が自陣から右サイドの相手陣深くのスペースへロングボールを供給。宮市が収めて味方へつなぐと、山根がペナルティーエリア右からゴール前にクロス。待ち構えていたアンデルソン・ロペスが左足でダイレクトボレー。ゴール右隅に叩き込み待望の先制点を挙げた。

 この時点で2戦合計3―1とした横浜。試合が一気に動き出す。後半38分には相手DFガオ・ジュンイーがレッドカードで退場。10人対10人となった激闘は、最後まで闘志あふれるプレーを見せ続けた横浜が1点のリードを守り抜き、クラブ史上初のベスト4進出を決めた。

 

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