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【ACL】横浜・キューウェル監督 歴史に名を刻む4強「自分たちで自分たちを難しくしてしまった時間も」

[ 2024年3月13日 21:49 ]

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)   横浜1―0(2戦合計3―1)山東 ( 2024年3月13日    神奈川・日産スタジアム )

<ACL 横浜・山東>勝利を喜ぶ横浜・キューウェル監督(撮影・西海健太郎)
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 準々決勝が行われ、日本勢で唯一、クラブとしては初めてベスト8に進んだ横浜はホームで山東(中国)との第2戦を1―0で制し、2戦合計3―1で4強入りを果たした。前半にFWヤン・マテウス(25)が負傷交代し、後半にはDF永戸勝也(29)がイエローカードの累積で退場。ピンチに見舞われながらも、後半にFWアンデルソン・ロペス(30)が先制点を奪い、勝利をもぎ取った。決勝トーナメントはホーム&アウェー方式で行われており、準決勝は蔚山(韓国)と戦う。

 試合後、タフな試合を戦い抜き、クラブ史上初の4強進出を決めたキューウェル監督は「やっと終わった」と苦笑い。続けて試合を振り返り「ホーム&アウエーの難しい戦いの中で、ハードワークもして大変な試合内容となった。前半はチャンスをつくる中で、耐える時間もあった。自分たちで自分たちを難しくしてしまった時間もあった中で、選手たちは最後までよく戦った」と選手たちを称えた。アジアの頂点まであと2戦。「とにかく、やっと終わった。今日は勝利をかみしめたい。寒い中で応援してくれたサポーターとともに」と安どの表情を見せていた。

 ▼ロペス とてもうれしいです。このユニホームで歴史をつくれているのはとても幸せなことです。でも、ここで立ち止まるのではなく、まだあと2試合あります。全員で戦っていきたい。

 ▼ポープ・ウィリアム (無失点の結果に)チームみんなが戦ってくれてゼロで終えられたのは良かった。(数的不利の中)押し込まれるのは予想できていて、準備のところを凄く心掛けていた。ACLもJリーグも一戦一戦戦っていくという気持ちでやっている。チームの力になれて良かった。

 ▼宮市 非常にタフな戦いでした。チームみんなで勝ち取った勝利だと思います。内容もそうですけど、気持ちで。(初の4強)クラブにとっては大きな意味がある。しかし、アジア1位になれるチャンスがあるので、これは獲りにいかないと。
 

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