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なでしこジャパン 北朝鮮戦は前半終了0―0 決戦3日前に決定の開催地サウジはほぼ“無観客状態”

[ 2024年2月24日 22:55 ]

パリ五輪アジア最終予選第1戦   日本―北朝鮮 ( 2024年2月24日    サウジアラビア・ジッダ )

<北朝鮮・日本>先発出場したなでしこジャパンメンバーら(ロイター)

 サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン(世界ランク8位)」は24日、パリ五輪アジア最終予選第1戦で北朝鮮代表(同9位)と対戦。0―0のまま前半を終えた。

 今回の試合開催を巡っては、当初は平壌の金日成競技場で開催予定だったが、JFAは8日に急転、未定となったと公表。その後は中立地として中国・大連が有力となるも中国側が断ったため、一週間前になっても決まらないという前代未聞の事態に発展。最終的には決戦3日前になって、ようやく“アウェー”扱いとなるサウジアラビア・ジッダでの開催が決まった。

 日本は五輪切符獲得へ大事な一戦に向けDF熊谷(ローマ)、MF長野(リバプール)、長谷川(マンチェスターC)ら主力が先発出場。前半26分にはショートカウンターを受け、MFミョン・ユジョンにミドルシュートを浴びるもGK山下(INAC神戸)がファインセーブでチームを救った。

 前半42分にはエリア内でFW田中(INAC神戸)がシュートを放つも相手GKに足で防がれゴールならず。0―0のまま前半終了を迎えた。なお会場は直前で決定した影響もあり、チケット販売などされずほぼ“無観客状態”。ジッダの日本領事館や日本人学校の関係者などが応援に駆けつけいるもようだった。

 ▼パリ五輪女子サッカー・アジア最終予選 2次予選を勝ち抜いた4チームが2組に分かれてホーム&アウェーで対戦(アウェーゴール適用外)し、勝利したチームが出場権を獲得する。なでしこジャパンは2次予選C組を3戦全勝の無失点で突破。北朝鮮は同B組で中国、韓国、タイという“死の組”に入るも2勝1分けという成績で突破を決めた。もう一方は五輪初出場を狙うウズベキスタン(同47位)と、3大会連続5度目の出場を目指すオーストラリア(同12位)が激突。

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