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なでしこ熊谷「勝ってホームに行きたかった」「プレッシャーをかけられなかった」北朝鮮戦ドローで守備猛省

[ 2024年2月25日 00:08 ]

パリ五輪アジア最終予選第1戦   日本―北朝鮮 ( 2024年2月24日    サウジアラビア・ジッダ )

なでしこジャパン主将のDF熊谷紗希
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 サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン(世界ランク8位)」は24日、パリ五輪アジア最終予選第1戦で北朝鮮代表(同9位)と0―0の引き分け。28日本拠(国立)での第2戦で五輪切符を懸け運命の大一番を迎えることになった。

 試合後のインタビューで主将のDF熊谷紗希は「暑さもありながら、第1戦勝ってホームに行きたかった。ホームに勝つことだけを考えていい準備をしたい」と振り返った。

 後半では押し込まれる場面も多かったことに「自分たちがボールにプレッシャーをかけられなかった。守備でしっかりマッチアップできなかった中、ロングボールの中、最終ラインを上げるのが遅くなって…。しっかり反省しないといけない。もう1ギア上げて、自分たちが前からいけるようにしていかないといけない」と反省点をあげた。

 また得点を奪えなかったことには「自分たちのシュート数はかなり少なかった。相手のゴールを脅かす怖さを出せなかった。もう一つ自分たちが前でプレーできるように第2戦に向けてしっかり準備していきたい」とコメントした。

 そして第2戦に向けては「勝つしかない戦い。ホームでできることをアドバンテージにしながら勝つことだけを考えてパリへの切符を日本のみなさんと一緒にとれるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 ▼パリ五輪女子サッカー・アジア最終予選 2次予選を勝ち抜いた4チームが2組に分かれてホーム&アウェーで対戦(アウェーゴール適用外)し、勝利したチームが出場権を獲得する。なでしこジャパンは2次予選C組を3戦全勝の無失点で突破。北朝鮮は同B組で中国、韓国、タイという“死の組”に入るも2勝1分けという成績で突破を決めた。もう一方は五輪初出場を狙うウズベキスタンと、3大会連続5度目の出場を目指すオーストラリアが激突。

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