×

町田J1初陣はG大阪に追いつかれドロー GK谷晃生は古巣相手にデビュー戦も完封ならず

[ 2024年2月24日 17:11 ]

明治安田J1リーグ第1節   町田1―1G大阪 ( 2024年2月24日    町田GIONスタジアム )

<町田・G大阪>前半、J1昇格初ゴールに喜ぶ町田イレブン(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 町田のJ1初陣は、ほろ苦いドロー発進となった。前半にPKで先制したものの、退場者を出した後半にFKで追いつかれた。

 昨季就任1年目でJ2優勝に導いた黒田剛監督は、先発メンバーにJ1経験豊富なGK谷晃生ら新加入選手7人を並べた。鹿島から加入し主将に就任したDF昌子源がメンバーから外れ、新加入のMF仙頭啓矢がキャプテンマークを巻いた。前半は圧倒的に試合を支配した町田は同14分に新加入FWナ・サンホが左クロスが相手にブロックされ、VARによりハンドがあったとしてPKに変更。DF鈴木準弥が沈め、これが記念すべきクラブJ1初得点となった。町田にとって初体験のVARが、先制点につながった。

 しかし後半15分、仙頭が危険なプレーで2枚目のイエローカードを受けて退場。10人となって以降は一転、G大阪に主導権を握られた。

 G大阪から期限付き加入ながら対戦可能な契約を結んでいる谷は、古巣サポーターから大きなブーイングを受けながらも冷静にプレー。それでも後半39分にほぼ正面から相手FKで、G大阪FW宇佐美貴史の左上隅を狙ったキックに手を伸ばしたものの届かず、勝利目前で追いつかれた。

 町田はその後のピンチを全員の守備でしのいだものの、試合は1―1のまま終了。「オリジナル10」で3冠経験もあるG大阪に、最後に意地を見せつけられた形となった。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年2月24日のニュース