福岡のルヴァン杯制覇で地元・福岡大の乾真寛監督はクラブの飛躍に期待

＜ルヴァン杯決勝　福岡・浦和＞記念写真に納まる福岡イレブン（撮影・西海健太郎）
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　ルヴァン杯決勝が4日に行われ、福岡が浦和を2―1で下して、大会初制覇。悲願のクラブ初タイトルを獲得した。

　90年から福岡大サッカー部を指揮する乾真寛監督（63）は地元クラブの優勝に「しっかりした体勢が築かれてきている。もうひとつ格も上がるし、スポンサーの支援なども、もう一段階高まってくるのでは」と語った。

　FWの永井謙佑（名古屋）や黒部光昭氏（元京都など）、坪井慶介氏（元浦和など）らをJリーグ、日本代表へ送り出してきた名将だ。福岡ではGK永石やFW鶴野が教え子にあたる。直前の練習試合で福岡の習場を訪れた際、2人を激励。「永石らしい集中力のあるプレーを見せてほしいし、得点では鶴野が活躍して勝負を決める役割を果たしてくれたらいい」と教え子がを称えた。