神戸FW大迫勇也がスタメン復帰か　26日アウェーFC東京戦、吉田監督「状態としては問題ない」　

神戸・大迫
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　リーグ2位の神戸は25日、26日のFC東京戦（国立）へ向け調整後、吉田孝行監督らがオンライン取材に対応。指揮官は前節の柏戦（ノエスタ）でスタメンから外れたFW大迫勇也について「今週はしっかりとトレーニングを積めましたし、状態としては問題ない」と話し、スタメン復帰を示唆した。

　今季はルヴァン杯で、大迫の“不動”のポジションで複数の選手を起用し不在時のシミュレーションもしてきたが、いざ不在となると「チームとしては痛い」。今季18ゴールで得点王への道をひた走る背番号10が最初から最後までピッチにいるのといないのとでは、相手に与えるプレッシャーも全く違う。30日の天皇杯準々決勝・熊本戦を含め8日間で3試合の強行軍だが「この3連戦が非常に大事なので、その初戦を取りたい」と勢いをつける。

　また、柏戦で今季6試合目のスタメン出場を果たしたDF大崎玲央は「残り10試合、全部勝つつもり。明日はその1試合目ということで準備していきたい」と闘志を燃やした。DF齊藤未月が左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷（前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷）、内外側半月板損傷という全治約1年の重傷を負い、長期離脱。背番号25にかかる期待も大きくなる。「（齊藤には）焦らずゆっくりと伝えましたが、向こうがポジティブだったので良かった。未月のために残り10試合、戦っていくだけ」と同僚の無念も背負って逆転Vを実現する。