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慶応OBの神戸FW武藤嘉紀「何も失うものはない。楽しんで」107年ぶり夏の高校野球制覇を心待ち

[ 2023年8月22日 20:28 ]

FC東京戦へ向けて調整する神戸FW武藤嘉紀(左から2人目)
Photo By スポニチ

 神戸のFW武藤嘉紀(32)が、母校の107年ぶり夏制覇を望んだ。第105回全国高等学校野球選手権大会で慶応(神奈川)が決勝進出。「もう凄いですよね…。ここまできただけでも快挙」と目を輝かせた。

 決勝の相手・仙台育英(宮城)とは選抜大会でも対戦し、敗戦。「僕は一番前の席で見ていたけど、ギリギリの良い試合で延長戦で打たれた」。その時のリベンジの舞台が決勝戦となり「何も失うものはない。ここまできたら緊張なく楽しんで優勝目指して欲しい」をエールを送った。

 大会前には西川のマットレス『エアー』を贈呈。「数パーセントのコンディションだったり、パフォーマンスの良さが勝敗を分ける。そういう意味で、プラスになっていたなら本当に本望」。慶応OBとして“絶妙アシスト”できたことを喜び、後輩たちの歓喜の瞬間を心待ちにした。
 

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