×

JFA田嶋幸三会長が神戸MF斉藤の負傷について言及「審判委員会が説明しなければいけない」

[ 2023年8月22日 18:46 ]

日本サッカー協会の田嶋会長
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が22日、オンライン会見を行い、神戸MF斉藤未月の重症について言及した。19日の柏戦で2選手に挟まれ、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷。現時点で全治1年間の診断を受け「ケガの重大性を知り、言葉がなくなりました。斉藤選手の早い復帰を願っています。我々もできることは何でもしたい」と沈痛な表情を浮かべ、協会としても全面的に復帰への支援を約束した。

 神戸側が協会審判委員会に意見書を提出していることには「当然のこと。我々も真摯に対応しないといけない」としつつ「ケガの大きさとファウル、レッドカードやイエローカードは、別次元で正しく評価しないといけない。ケガをさせようと思ってあのようなプレーになったわけじゃない」との見解。「あれがファウルだったかそうじゃないか、VARを含めて、そこについて僕が関わっていけないところだと思っている。あらためて審判委員会が説明しなければいけないと思っています。私が代弁するのはおかしい」と強調した。

 現在は審判委員会に負傷シーンの分析を要請。「主審の判断が間違っているかも含めてしっかり判断してくれると思うし、公表するのはヴィッセル神戸や質問状を出してくれた方々に対して当然のこと」と話した。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年8月22日のニュース