ホアキン引退試合が“豪華すぎ”と話題沸騰!ラウールやロベカルなども集結「懐かしい」「感動的」

ベティス公式ツイッター（@RealBetis）から。試合前に記念撮影するホアキン（右から2人目）とラウール（左から3人目）

　今シーズン限りで現役生活に別れを告げた元スペイン代表のベティスMFホアキン・サンチェス（41）が6日、本拠に6万人を超えるサポーターが詰めかけた“引退試合”に出場。元スペイン代表のラウール氏（45）やメンディエタ氏（49）、元ブラジル代表ロベルト・カルロス氏（50）など超豪華メンバーが駆け付けネット上で反響を呼んだ。

　ホアキンはスペイン代表として02年W杯日韓大会に出場した世界でも数少ない現役選手だったが今シーズン限りでの引退を発表。奇しくも同じ“日韓W杯戦士”で同じ年でもある元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチ（ACミラン）と一緒の幕引きとなった。

　本拠ベニート・ビジャマリンで行われた“引退試合”ではFWボルハ・イグレシアスなど現チームメートはもちろん、元ブラジル代表デニウソン氏や同代表マルコス・アスンソン氏など元チームメートも参加。対戦相手のチームにはラウール氏、メンディエタ氏、グティ氏、モリエンテス氏、カシージャス氏など元スペイン代表のチームメートも“参戦”。他にもブラジル代表ロベルト・カルロス氏や元オランダ代表ファンニステルローイ氏、元アルゼンチン代表FWサビオラ氏など豪華メンバーが集結した。

　試合前には背番号17がプリントされたホアキンのシャツを掲げた約6万人のファンが大合唱する圧巻の光景を披露。キャプテンマークを巻いて先発出場したMFホアキンは、前半で2得点を決めるなどお祭りムードのなか行われた試合に花を添え、6―4の勝利に貢献。

　スペイン紙マルカ（電子版）では「ベティスの永遠のキャプテン、ホアキンが感動的な瞬間がいっぱいのベニート・ビジャマリンで、思い出に残る一夜を過ごし、約6万人に別れを告げた」と報道。ホアキンが試合後「今の気持ちを説明するのは難しい。こんなにも多くのサポーターやチームメート、サッカー界のレジェンドたちが集結してくれるなんて信じられないよ。まるで夢を見ているようで、すべての人々の記録に残る魔法の夜だった」と感慨深げに語ったと同紙は伝えた。

　この“引退試合”にはスペインから遠く離れた日本でも反響。ネット上では「ホアキン感動的な引退試合」「ホアキン引退試合のメンツの豪華さ。号泣するパパを囲む美しい娘たち。幸せなこれからがまだまだ続く象徴みたい」「ホアキンの引退試合、メンツ見ただけであの頃を思い出して泣きそうだわ」「ホアキンの引退試合、リーガの往年の名選手が想像以上に集まってて懐かしい」「胴上げされてるホアキンの表情めちゃくちゃ良い」といった声が上がった。

　他にも「わああ！懐かしいです、デニウソン！！忘れかけてた名前です(笑)。ホアキンもあんなに若かったのになぁー(笑)」「ホアキンとイブラヒモビッチて同い年だったんだな」「ホアキンのラストマッチのユニ、カッコいいね。ラウールの最後のクラブも緑色のユニあったような」「欧州フットボールファンには是非ともズラタン（イブラヒモビッチ）だけでなくホアキンのことも讃えてほしい」「マルコス・アスンソンとアングロの1対1を見て涙が出そうになった」「ホアキン本当にお疲れ様でした。引退撤回からの夢のような1年、あっという間だった」など様々な反響があった。