イニエスタ　移籍先はサウジアラビア？　資金充実！C・ロナウド、ベンゼマら続々　メッシにも高額オファー

国際親善試合   神戸0－2バルセロナ （ 2023年6月6日    国立競技場 ）

＜神戸・バルセロナ＞後半、交代となりシャビ監督（左）と抱き合うイニエスタ（ロイター）

　J1神戸とスペイン1部バルセロナの国際親善試合が6日、東京・国立競技場で行われ、今夏限りで神戸退団が決まっている元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（39）が今季初めて先発出場し、後半36分までプレーした。FWメッシ、MFシャビらと数々のタイトルを獲得して黄金期を築いた古巣との対戦で、全盛期をほうふつさせる世界屈指の技術を披露してサポーターを魅了した。

　イニエスタの移籍先候補として注目を集めているのが中東勢だ。母国スペインなどの海外メディアによれば、サウジアラビアやカタール、UAEのクラブが元スペイン代表の獲得に関心を寄せているという。特にサウジアラビアは1月にアルナスルがC・ロナウドを獲得。ライバルのアルヒラルはメッシに超高額オファーを提示し、アルイティハドはRマドリード退団が決まったベンゼマと2年契約で合意したと報じられている。

　今季限りでバルセロナを退団するブスケツとアルバもサウジアラビア行きの可能性が浮上。イニエスタには元イングランド代表ベッカム氏が共同オーナーを務めるマイアミ（米国）も獲得に意欲的とされるが、資金力が豊富な中東のクラブから目が離せない。