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U―20日本代表 コロンビアに逆転負け 後半猛攻も松木がPK失敗 W杯1次L突破懸けイスラエル戦へ

[ 2023年5月25日 08:30 ]

先制点を決めた山根陸(左)=AP
Photo By AP

 U―20日本代表は24日(日本時間25日)、U―20W杯アルゼンチン大会1次リーグ2戦目でコロンビアと対戦。1―2で敗れ、勝てば2位以上が確定して1次リーグ突破が決まる一戦で手痛い逆転負けを喫した。3戦目は1次リーグ突破を懸けて27日(日本時間28日)のイスラエル戦に臨む。

 試合後、冨樫剛一監督は「一戦目から新たにコロンビア戦に向けて体調と戦略を整え、選手達は表現してくれた。後半の15分は、フランスでコロンビアと戦った時みたいに圧が強いということで統一して入ったが、1点目は仕方がなかったかもしれないが、2点目をその時間帯に取られたのは自分たちを苦しくしたかなと思う」と決勝点を奪われた場面を悔やんだ。

 前半30分に右CKからショートコーナーで変化をつけてMF山根陸のミドルシュートで先制。21日のセネガルとの1次リーグ初戦で1―0で勝利した勢いそのままに2試合連続で先制し、主導権をたぐり寄せた山根は「チームとして狙い通りの形ができていた。少し当たり損ねたけど、ゴールに吸い込まれてよかった」と振り返った。

 しかし、1点リードのまま後半に入ると8分、14分と立て続けに失点し、勝ち越しを許した。日本代表は後半38分には相手のハンドによってPKのチャンスを得たが、キッカーのMF松木玖生のシュートはクロスバーを直撃。41分にもロングスローから途中出場のFW福田師王が頭で後ろにそらしたボールを松木が頭でシュートを狙ったがこれもクロスバーに直撃した。その後もアディショナルタイム10分の中で猛攻を見せたが、ゴールは遠かった。

 山根は「2点目を取るか、取らないかでその後の展開が変わってくるので悔やまれる。どうしても押し込まれる時間帯が続いて、その中で戻れる場所に戻れなくてボールにいけなかったのが長い時間続いてしまった。そういうところをもう一回、次の試合で改善したい。次は勝つしかない。いいリカバリーして次の試合に臨みたい」と話した。

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