Rソシエダ久保　今季9点目で全勝神話維持「ゴールのインスピレーションはロッベンから」

スペイン1部   レアル・ソシエダード1―0アルメリア （ 2023年5月23日    スペイン・サンセバスチャン ）

アルメリア戦の後半、攻め込むレアル・ソシエダードの久保（右）
Photo By 共同

　RソシエダードのMF久保建英（21）がアルメリア戦で今季9点目を決めて1―0の勝利に貢献し、4位のチームは来季欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく近づいた。前半アディショナルタイムに右サイドから切れ込み、左足でファーサイドのゴール左上に蹴り込んだ。

　アス紙は久保のゴールを「メッシかロッベンを見ているようだ」と絶賛。久保はRマドリードやBミュンヘンで活躍した元オランダ代表の名前を挙げ「ゴールのインスピレーションはおそらくロッベンのプレーからきている」と打ち明けた。

　最近5戦で3得点1アシスト。得点かアシストを記録する「ゴール関与」がなかった前節20日のバルセロナ戦もゴールの起点となるなど終盤戦に入って勢いが止まらない。得点時はチームが勝つという“全勝神話”は9試合に伸びた。サポーターの後押しも大きく、この日は平日の火曜日にもかかわらず、3万1574人の大観衆が観戦。久保は熱狂的なサポーターを「チャンピオン」と称え「欧州CL出場権のゴールの試合ごとに近づいている」と最近5戦で4勝1分けと加速するチームの戦いぶりに手応えを口にした。

　Rソシエダードは24日に試合を控える5位ビリャレアルとの勝ち点差を暫定的に8に広げ、ビリャレアルがカディスを相手に引き分けか敗戦に終われば2試合を残して欧州CL出場が確定する。