【14日J1見どころ】30周年スペシャルマッチがフィナーレ　「オリ10」対決にダービー目白押し

国立競技場
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　明治安田生命J1リーグは14日、第13節の残り5試合が各地で開催される。

　3日間にわたりショーアップされた「Jリーグ30周年スペシャルマッチ」が、いよいよフィナーレを迎える。最終日は93年開幕戦と同じ「オリジナル10」の2カード、鹿島―名古屋と浦和―G大阪が組まれた。前者は12日のFC東京―川崎Fに続く国立競技場での開催で、同様に5万人超の大観衆が見込まれている。

　京都―C大阪と福岡―鳥栖は、ともに近隣県による準ダービーマッチ。京都FW豊川雄太や福岡FW金森健志ら、ここ数年でお隣りクラブから直接移籍した選手もおり、ファンのさまざまな思いが交錯する。

　新潟―横浜は、昨季J2とJ1の優勝チームによるいわば「王者ダービー」。新潟の松橋力蔵監督が、20年まで横浜コーチだったというつながりもある。歴史を重ねるにつれてクラブを取り巻く人間関係もより複雑になり、リーグの面白さを引き立てている。