京都　クラブ史上初のカップ戦前半3得点　4ゴール快勝　ルヴァン杯初星

ルヴァン杯1次リーグ第3節   京都4―0C大阪 （ 2023年4月5日    サンガS ）

＜京都・C大阪＞前半、パスを出す京都・平賀（左）　（撮影・後藤　大輝）
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　京都がカップ戦ではクラブ史上初の前半3得点、同13年ぶりの1試合4得点で快勝。今季ルヴァン杯初勝利を挙げた。前半34分にはチョウ貴裁（チョウ・キジェ）監督が判定に異を唱え、後半10分にはDFイヨハが2枚目を出されて退場するなど計4枚のイエローを提示されたが、強度で終始C大阪を上回った。

　先発出場した18歳になったばかりのFW平賀は、前半8分に公式戦初ゴールとなる2点目を挙げるなど、若手が攻守に躍動。公式戦近2試合で8失点、無得点と不調だったチームの不安を払拭する、価値ある1勝となった。

　C大阪は今季公式戦最多となる4失点で、ルヴァン杯初黒星。1日のリーグ戦・横浜戦からDF松田以外のスタメンを全員入れ替えて臨んだが、守備の連係が取れず京都に攻め込まれた。来日初先発のFWカピシャーバはフル出場したが、守備でもろさを露呈。カップ戦での4失点以上の敗戦は、06年6月4日の千葉戦（長居、2―5）以来、17年ぶりの屈辱となった。