森保監督「試合をものにすることができず非常に残念」　逆転負けで第2次政権初勝利ならず

国際親善試合   日本1-2コロンビア （ 2023年3月28日    ヨドコウ桜スタジアム ）

＜日本・コロンビア＞前半、選手らを鼓舞する森保監督撮影・小海途　良幹）
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　世界ランク20位の日本は28日、国際親善試合で同17位のコロンビア代表と対戦し、1-2で敗れた。前半3分にMF三笘薫（25＝ブライトン）のヘディングで先制したが、同33分に同点に追いつかれると、後半17分に逆転を許した。森保ジャパン第2次政権初勝利は、またしてもお預けとなった。

　電光石火の三笘弾にスタジアムのボルテージは一気に上がった。前半3分、MF守田の右クロスにファーサイドから走り込んだのはMF三笘。打点の高いヘディングをゴール左に突き刺し、先制点を奪った。

　日本は1-1で迎えた後半、上田、堂安、久保ら攻撃的なカードを切って、勝利を目指した。だが、交代後で最終ラインが落ち着かない中、17分にあっさりと逆転を許した。上田や久保らがゴールに迫ったが、1点が遠かった。

　「勝利を目指して選手たちは良い準備をしてくれて、先制点もできたので、そういった意味では試合をものにすることができず、非常に残念」と森保監督。

　初出場だったバングーナガンデのアクシデントもあり、交代で「対応ができなかった」部分があったことを認め、今後に向けて「まずはどんな形でも勝利すること、我々がコントロールして試合を進められるようにチームづくりをしていきたい」と前を向いた。