去就騒がしい日本代表MF鎌田大地　「書きたいように書かれているけど…」

＜サッカー日本代表練習＞競り合う鎌田（左）と半田（撮影・西海健太郎）
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　親善試合ウルグアイ戦（24日・国立）と同コロンビア戦（28日・ヨドコウ）を控える日本代表は22日、千葉市内で冒頭15分公開の練習を行った。ウルグアイ戦のスタメンが有力視されるMF鎌田大地（フランクフルト）は、過熱する去就報道にくぎを刺した。

　「色々と書きたいように書かれているけど…僕自身は今のところ何も決めていない。シーズンが終わるまで、フランクフルトのために戦うのはシーズン前から決めている」。今季限りで契約が満了。ドルトムント、バイエルン、バルセロナ、PSGなど複数の欧州ビッククラブが熱視線を送っている。一部報道ではドルトムント移籍が確定したとも報じられた。そのため低調なパフォーマンスに終わった際には、厳しい論調にさらされている。

　だが「フランクフルトに集中していないとか散々言われているけど、自分自身はそんなことはない。（オリヴァー・グラスナー）監督ともシーズン前に話して“サッカー選手として、人間として今季はフランクフルトに捧げる”と伝えた。たとえ移籍が決まったとしても、今季いっぱいはその気持ちに変わりない」と否定。もちろん「クラブで活躍することが、より代表への還元になる。気持ち的にやることは変わらないが、日本代表のため…W杯のために良いレベルでプレーしないといけない」と今夏のビッククラブは見据えているが、現在はフランクフルトのために戦っていると強調した。