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Eフランクフルト・鎌田が孤軍奮闘も完敗…グラスナー監督「強大な相手だった」

[ 2023年3月17日 04:50 ]

欧州CL 決勝トーナメント1回戦第2戦   Eフランクフルト0-3ナポリ ( 2023年3月15日 )

敗退が決まりうなだれる鎌田(AP)
Photo By AP

 Eフランクフルトは15日、敵地でナポリに0―3で敗れ、2戦合計0―5で敗退した。フル出場のMF鎌田大地(26)は不発でDF長谷部誠(39)は出番なし。ナポリは初の8強を決めた。昨季王者Rマドリードはリバプールを1―0で破り、2戦合計6―2で突破。8強が出そろい、17日に準々決勝以降の組み合わせ抽選が行われる。

 鎌田の孤軍奮闘もむなしく、Eフランクフルトは欧州CLの舞台を去ることになった。

 前半終了間際に失点すると、後半にも立て続けに2失点を喫した。ホームの第1戦を0―2で落としていただけに、大量得点での勝利が絶対条件だったが、敵地で枠内シュートはわずか1本。「自分たちの力を信じてやるだけ」と意気込んだ鎌田は攻撃をけん引したが、地力の差は明白で、終了の笛を聞くと悔しそうに腰に手を当てて立ち尽くした。

 初出場で16強入りしたが、セリエAで首位を独走する強豪には差を見せつけられた。グラスナー監督は「(ナポリは)あまりにも強大な相手だった。彼らはトップレベルでプレーしており、私たちの限界を見せてくれた」と肩を落とした。

 ≪ナポリは史上初8強≫セリエAで首位を独走する実力を見せつけた。敵地の第1戦に続いて完勝。欧州チャンピオンズ杯でマラドーナを擁した91年などの16強を上回るクラブ初の高みに達し、FWオシメンは「クラブの歴史を塗り替えている」と笑った。国内リーグ得点王は前半終了間際に打点が高い先制ヘディング弾を決めるなど2得点。さらなる躍進へ「限界はない。夢を見続ける」と力強かった。

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2023年3月17日のニュース