代表初選出のFC東京バングーナガンデ　久保とアカデミー同級生「建英と代表でできるのはうれしい」

18日のアウェー名古屋戦に向け、前日にクラブハウスで対応するFC東京の日本代表DFバングーナガンデ佳史扶
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　飛び級で日本代表に初選出されたFC東京のパリ五輪世代のDFバングーナガンデ佳史扶（21、かしーふ）が17日、翌日のアウェー名古屋戦に向け取材対応し、「同じ時期にU22の活動があったので、それに選ばれたいなと思ってプレーしてきてので、本当にびっくりです」と改めて初選出の感想を語った。

　ガーナ人出身の父を持つ下部組織出身の左利きのサイドバックで、今季は長友からポジションを奪い、開幕から4戦連続で先発出場を続けている。昨年のW杯カタール大会で5大会連続出場を果たし、“ブラボー”で話題となった長友からは「ブラボーはなかったですけど（笑い）、“しっかりとやってこい”と言われました」という。

　また、FC東京のアカデミー同級生の久保建英（21＝レアル・ソシエダード）については「中学のときからずっと先に行っていて、トップに上がる前もJ3で少しやったくらいの建英と日本代表でできるのはうれしいですけど、まだレベルは違うと思うので、そこはガツガツ食らい付いていきたい」と話した。

　名古屋の長谷川健太監督（57）は、20年シーズンに指導を受け、プロデビューをさせてもらった恩師。「健太さんは僕をプロにさせてくれた監督で、健太さんのおかげで基礎ができて、今戦えている部分があるので、その監督とあした戦えるので、あしたしっかり勝って恩返ししたいです」と勝利を誓った。