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新潟 藤原右サイド制圧し初弾も狙う

[ 2023年3月17日 05:10 ]

右サイドで存在感を示す藤原
Photo By スポニチ

 新潟は18日、アウェーで浦和と対戦する。開幕から4戦連続で右SB(サイドバック)で先発出場を続けるDF藤原奏哉(27)はJ1の強力攻撃陣と対決しながら、成長を続けている。攻守で右サイドを制圧し、チームを今季初の連勝に導く。

 前節の川崎F戦ではFWマルシーニョに仕事をさせず右サイドを制圧。完封勝利に貢献した藤原は、試合を重ねるたびに確かな手応えを感じ取っている。だが「まだ4試合なので。フィジカル的なところは安定しているけど、まだまだ」と納得はしていない。

 J3北九州から21年にJ2だった新潟に加入。J1の舞台は今季が初めて。毎試合強力な攻撃陣と対決している。開幕戦のC大阪戦では自身の右サイドを崩され失点を喫した。「いいポジションを取っていれば防げる失点だったので、そこからポジショニングの重要性を意識している」と常に相手との間合いを感じながら素早いポジショニングを考えている。

 守備だけでなく攻撃でも、右サイドでコンビを組むFW太田との連係強化に余念がない。「修(太田)はスペースに走り込むスプリント力が凄い。そこを生かしながら、スペースがないところには自分がもっと関わっていけたらと思う。浦和の守備から考えると、深い位置に入った時によりゴールに近づいて仕留められると思う」と虎視眈々(こしたんたん)と今季初得点も狙っている。

 「まずはいい守備をして無失点に抑えたい。その上でSBがもっと攻撃参加していけたら」。これまで以上に運動量を増やして右サイドを駆け上がる。 

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2023年3月17日のニュース