U20松木玖生「チームをW杯に連れて行く」　高橋仁胡、代表入りで母が涙…日の丸への強い思い語る

松木玖生
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　U―20日本代表MF松木玖生（19＝FC東京）が2日、翌日に迫ったU―20アジア杯1次リーグ初戦の中国戦に向けオンラインで対応し、大会に懸ける強い思いを語った。4強以上で、5月20日～6月11日までインドネシアで開催されるU―20W杯出場が決まる大事な大会。富樫監督から主将に任命された松木は「キャプテンに任命されて光栄なことではありますけど、一番はキャプテンとして、チームをW杯に連れて行くことが今大会の目標だと思いますし、キャプテンとしてとかではないですけど、自分が常に先頭に立って引っ張っていけばいいなと思います」と話した。

　また、この日はバルセロナに所属するDF高橋仁胡も対応。日本人の母とアルゼンチン人の父を持つ17歳は、昨年初めて日本代表のユニホームに袖を通した際、母が涙を流して喜んだことを明かし、この日も「やっぱり小さいときから、日本のためにプレーしたいとお母さんに言っていた。家族もうれしいし、お母さんもうれしいし、自分も日本代表のためにプレーしたいし、小さいことからそういう思いがあった」と日の丸への強い思いを語った。

　日本は1次リーグで中国、キルギス（6日）、サウジアラビア（9日）と対戦。富樫監督は初戦へ向け「初戦は何をしても堅いと思うので、まずはピッチの上に立って、自分たちが感じて、ボールを触るまでは、いろんなものを考えすぎてしまうと思うので、それも私の中で想定して、いろんな采配をしていければ、自分たちの実力に戻せるのかなと思います」と意気込みを語った。