川崎Fが始動　タイトル奪還へ、鬼木監督「最強のチャレンジャーになろう！」

目隠しリレーでペアを組む小林（右）と大島
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　タイトル奪還を目指す川崎Fが9日、川崎市内で始動した。ケガで合流が遅れているFWレアンドロ・ダミアンと家族の事情で合流が遅れているFWマルシーニョを除く30人が参加。テニスボール大の球を使ったリフティングや、2人1組での目隠しリレーなど、レクリエーション要素の多いメニューで汗を流した。柏から加入したDF大南や大卒ルーキーのFW山田など新加入の笑顔も多く見られた。

　昨季、チームを率いて6季目で初めて無冠に終わった鬼木監督は、始動前のミーティングで「最強のチャレンジャーになろう」と声を掛けた。ゼロからのスタートであると同時に「サッカーの中で先頭を走っていきたい」という思いが重なって生まれた言葉だったという。「攻め続け、いろんな場面で魅せるサッカーに取り組んでいきたい。“華麗”と捉えられがちだが、本当の意味で素晴らしいサッカーを見せるためには努力しかない。高い質のところを求めながらやっていきたい」と話した。