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久保建英、森保Jに週末にも合流へ 左肩脱臼で離脱もリーグ戦に緊急出場で復調アピール「W杯にピークを」

[ 2022年11月11日 04:00 ]

スペイン1部   Rソシエダード2-1セビリア ( 2022年11月9日 )

<セビリア・Rソシエダード>ゴールを狙うRソシエダードの久保(右)
Photo By 共同

 予想もしていなかった開始10分での交代出場。それでも久保は動じなかった。FWカルロス・フェルナンデスが左太腿裏を気にする様子を見せてから2分で準備を整えると、出場直後から前線でボールを追った。前半終了間際には敵陣でボールを奪って好機を演出し、シュートも繰り返し放った。

 「肩も万全ではないが、チームのために何とか勝ち点3を取りたかった」と久保。10月27日の欧州リーグ・オモニア戦で左肩を脱臼し離脱すると、チームは以後3戦で1分け2敗と苦戦したが、久保復帰で4戦ぶりの勝利。エル・デスマルケ紙は久保にチーム最高の8点をつけ「何度もシュートを試み、一番攻めた選手」と称えた。

 W杯中断前のリーグ最終戦で好感触をつかみ「70分以上プレーできたのは良かった。W杯に気持ちをしっかり切り替え、今日から準備期間と思って(大会に)ピークを持っていきたい」と久保。試合翌日の10日には、クラブから13日のカップ戦出場を免除されたことが発表され、日本代表への合流が前倒しとなる見通し。負傷者続出の森保ジャパンにはダブルの朗報となった。

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