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鎌田大地のCL&公式戦3戦連発弾などでEフランクフルトが逆転16強「チームとファンを誇りに思う」

[ 2022年11月2日 10:56 ]

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ   D組第6戦 アイントラハト・フランクフルト2―1スポルティング ( 2022年11月1日    ポルトガル・リスボン )

フランクフルトの鎌田大地(左)(AP)
Photo By AP

 Eフランクフルト(ドイツ)の日本代表MF鎌田大地(26)がスポルティング(ポルトガル)との1次リーグ最終戦で同点PK弾を決めて2―1の勝利と決勝トーナメント進出に貢献した。

 1次リーグ突破には勝利が必要な状況で、ボランチで先発した鎌田は0―1の後半開始から2列目に位置を上げて逆襲を開始。後半14分に自ら競り合った相手DFコアテスのハンドでPKを獲得すると、好調の日本人アタッカーがGKの逆を突いてゴール右に蹴り込んだ。レーザー光線を顔面に照射される妨害行為にも動じることなく落ち着いて公式戦3戦連続弾を決め、日本人選手最多の欧州チャンピオンズリーグ(CL)連続試合ゴールも3に更新した。チームは同27分にFWコロムアニが勝ち越し点を挙げ、勝ち点で並んでいた2位スポルティングをかわして現行のCL初出場で16強入りを決めた。

 試合当日に日本代表のW杯メンバー入りが発表され、これに応える形で今季公式戦ゴール数を12に伸ばした鎌田。試合後には自身のインスタグラムで「なんという歴史的な夜。アイントラハト・ファミリーの皆さん、おめでとう。チームとファンを誇りに思う」と喜びの声を投稿した。

 左膝を負傷しているEフランクフルトの元日本代表DF長谷部誠(38)、ふくらはぎの違和感を訴えていたスポルティングの日本代表MF守田英正(27)はいずれも欠場した。

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2022年11月2日のニュース