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長友 フィールド選手初4大会連続出場 36歳「化け物」級爆走宣言 出場試合数記録更新へ

[ 2022年11月2日 05:10 ]

W杯カタール大会日本代表発表 ( 2022年11月1日 )

子どもたちと一緒にサプライズで登場した夫人の平愛梨と抱き合う長友(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 DF長友佑都(36=FC東京)が、最年長39歳のGK川島とともに日本歴代最多タイとなる4度目のW杯切符を手にした。過去98、02、06、10年の4大会に招集されたGK川口能活とGK楢崎正剛に並ぶ記録で、フィールド選手では日本史上初。W杯出場試合数でも長谷部、川島と並び歴代最多タイの11試合に出場しており、記録更新に期待がかかるサイドバックは「“化け物みたいに走るあの36歳はどこの選手だ?”と言われるぐらい、活躍をしたい」と改めて強い意気込みを語った。

 黒星スタートとなったW杯アジア最終予選では、チームと自身の不振も重なり批判の矢面に立たされた。それでも「批判はガソリン」と言い聞かせ、重要なゲームでは“メンタルモンスター”の真骨頂を発揮。本大会でも「パワースポット的な存在になりたい」と、精神的支柱としてチームを引っ張るつもりだ。

 試合終了間際にベルギーにまさかの決勝点を許し、16強で敗退した“ロストフの悲劇”から約4年半。長友は今でも「ふとしたときに、(失点した)あの14秒の光景が自分の脳裏に浮かび上がってくる」という。都内で行われた会見には、妻でタレントの平愛梨(37)がサプライズで登場。3人の息子が父親譲りの運動量で暴れ回るなど爆笑に包まれた。「活躍して、サポートしてくださった方々にもスポットライトが当たるように頑張りたい」。目指すは前人未到の8強入り。カタールの地で、長友が日本サッカー史に新たな歴史を刻む。(垣内 一之)

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2022年11月2日のニュース