横浜“優勝目前”にして今季ホーム初黒星…降格圏G大阪に不覚、2位・川崎Fが勝利し次節もV条件変わらず

明治安田生命J1第32節   横浜0―2G大阪 （ 2022年10月8日    日産ス ）

＜横浜・G大阪＞前半、G大阪MFファン・アラーノ（左から2人目）に先制ゴールを決められた（撮影・西海健太郎）
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　明治安田生命J1第32節が8日、各地で行われ、首位・横浜がホームで17位・G大阪に0―2で敗戦。今季リーグ戦ホームでは15試合目にして初黒星（11勝3分け1敗）を喫した。3年ぶり5度目のリーグ優勝は次節以降にお預けとなった。

　試合は前半8分にセットプレーから失点。宇佐美のコーナーキックをMFダワンに頭で折り返され、ゴール前のMFファン・アラーノに頭で押し込まれ先制点を献上。横浜にとって5月7日の名古屋戦以来8試合ぶりとなるリーグ戦ホームでの失点となった。

　出鼻をくじかれたチームは猛攻を仕掛けるも無得点のまま前半が終了。7割に近いボール支配率と前半だけでシュート13本、コーナーキックも10本と攻め立てたが好機を決めきれなかった。

　後半に入ってもなかなかゴールが生まれず。後半34分にFWパトリックに追加点を決められ0―2の敗戦。今季“無敗”を誇ったホームで初黒星を喫した。

　一方、2位・川崎Fはホームで14位・清水に3―2と劇的な逆転勝ち。残り3試合で首位との勝ち点差5に縮めた。この結果、横浜の次節優勝条件は今節と変わらず。横浜は12日のホーム磐田戦で勝利し、2位・川崎Fが12日ホーム京都戦で引き分け以下に終われば優勝が決まることになった。