鹿島が7戦勝ちなしも岩政監督「半歩前進できた」

明治安田生命J1リーグ   磐田3―3鹿島 （ 2022年10月8日    ヤマハスタジアム ）

＜磐田・鹿島＞前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・樋口（中央）＝ヤマハ
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　後半終了間際にFWエヴェラウドのゴールで追い付いたものの、泥沼の7戦連続勝ちなしとなった。ただ、岩政大樹監督（40）は「半歩前進できたと思います」と手応えを口にしていた。

　5日の天皇杯準決勝でJ2甲府に敗れたことをきっかけに、指揮官は「ハードワーク、問題解決、勝者のメンタリティーを持つ」という3原則を新たに選手に提示。中2日で体力的にも精神的にもきつい状況で臨んだ一戦で選手が見せたパフォーマンスについて、岩政監督は「前回のあのような敗戦があった。（1―3から）そのまましぼんで試合が終わるのは良くあること。かなりきつかったと思うが、もう一回、力を振り絞って最後まで欲戦ってくれた」と評価。「自分たちのバランスを少し見つけつつある。相手の最後の仕留め、仕掛けの画がそろってきた。好材料だと思っています」と勝ち点以上の収穫を口にしていた。