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鹿島 J2甲府に不覚…天皇杯準決勝敗退で“クラブワースト更新”6季連続無冠

[ 2022年10月5日 19:33 ]

第102回天皇杯準決勝   鹿島0―1甲府 ( 2022年10月5日    カシマ )

<天皇杯準決勝 甲府・鹿島>甲府に敗れガックリの鹿島イレブン(撮影・西尾 大助)
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 サッカーの第102回天皇杯は5日に準決勝が行われ、鹿島はJ2甲府に0―1と敗れ、決勝進出ならず。今季はJ1優勝の可能性も消滅しており、6季連続無冠に終わることが決定。J発足後では最長だった国内無冠記録をさらに更新してしまうことになった。

 試合は前半21分、FW三平にゴールネットを揺らされるもオフサイドの判定。命拾いをするも、同37分に失点。DF浦上からのロングボールを、今度は絶妙のタイミングで飛び出したFW宮崎にDFラインの裏を取られ、GKクォン・スンテが1対1で交わされ先制ゴールを奪われた。

 その後はボールを支配するも好機がほどんど作れず。後半アディショナルにDFキム・ミンテが強烈なミドルシュートを放つも相手GKのファインセーブに阻まれ無得点。

 J2勢相手に不覚をとり、今季も無冠が確定。チームは16年度の天皇杯を最後に6年間、国内タイトルから遠ざかることに。国内3大タイトルであるJ1リーグ、リーグ杯(現在はルヴァン杯)、天皇杯でJクラブ最多19冠を誇る名門が不名誉な“無冠記録”を伸ばすことになった。

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